へっぽこゲーム開発者の日々あれこれ

ゲームを開発しながら日々考えていることなど 関わったプロジェクトの本数だけは200本以上数だけは作ってます

昔作ったゲームについて③ Kingdom三銃士

「Kingdom三銃士」は戦記物というイメージをしているので、様々な国と様々な人々がおりなす物語。なので、国家も複数あるし、民族もいろいろ、宗教もあるという様々な世界設定を作らないといけないのですが、PSMでゲームを出したときにはそこまで深く時間をかけて作る事ができませんでした。


主人公たちのいる国は、ランカスター王国という大陸の南に位置する小国で、2つの大国に挟まれています。基本的には友好関係を築いているため、直ぐに戦争になるという事がなかったのと、とある戦いでランカスター王国が勝利したので、手を出せなくなってしまいました。


そんな中で、国王が急死して、フェリスが国王・・・・・・物語では「皇女」という名称を使っているのですが、国のトップとして即位する事になりました。


即位にあたってはイロイロあったのですが、その時に中心的役割を果たしたのが、4人の騎士の一人、「レイシア」でした。

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彼女は貧しい家の生まれであり、とても騎士の身分になれる家柄ではありませんでした。しかし、今の自分の状況を変えるには騎士になるしかないと考え、剣の道を日々磨き努力していったのです。その努力があり、ある事がきっかけで、国王の目にとまることができ、そして召し抱えられることになったのです。

この時、国王に対する恩義もち、彼女はこの王国に忠誠を誓いました。そして、国王にその娘、フェリスの後を託され、彼女は命をかけて「フェリス皇女」を守ることを誓ったのです。


「レイシア」さんは非常に堅物。真面目。という性格で、他の三人の騎士をまとめる役でもあり、フェリス皇女の側近で、教育も行っている事から、気苦労がいつも絶えません。本当は、もっと明るく、気さくな性格だったはずなのに、いつしか、彼女から笑みは消え、常に国を守るというプレッシャーと戦う事になっていました。


そんな彼女は常にリーダーシップを発揮して、フェリス皇女よりも中心的な役割を果たす存在なのです。

自分の書きたかった話の中にはそんな国のことを一番に考えるレイシアと、フェリス皇女の考えに対立が起こったとき、どうなるのか?
そういう場面を想像すると、いったいどういう展開になるのかと、ワクワクするのですが、そういうシーンが書けずに終わっちゃいましたね・・・・・・