映画「レディ・プレイヤー1」権利物を扱うのって大変だろうなと・・・・・・
昨日、「最近、洋画を見ていないなあ」と思って、話題になっていた「レディ・プレイヤー1」という映画を鑑賞してきました。
スピルバーグ監督が凄い映画を作ったらしい。映画にガンダムでるらしいとか、そういう噂を聞いて、どんな映画なんだ?という興味からです。
まず、個人的におすすめしておきたいのが、この映画を見るとき3Dシネマで見た方が断然良いと感じました。私は以前3D映画をみて、酔いそうになるのもあって敬遠してきました・・・・・・。
今回、3Dしか時間的に見れない状況(レイトショーだと3Dしかなかった)におかれて致し方なくだったのですが、鑑賞後は、3Dよかったわーでした。
世界観にマッチしているので、きっと普通に見るよりも没入感があるはずです。ゲームの世界にいるみたい。断然3Dメガネを付けて観ることをおすすめします!!
世界観的には仮想世界に入り浸っている人類が、開発者の残したその仮想世界でのお宝(仮想世界を支配できる権利とその仮想世界を作った会社の株式を手に入れられる)を探して、日々競い合っているという世界観。
内容的には全く小難しい事は必要なく、映画を楽しむ、面白い物を見るって感じで鑑賞することができます。(若干この手の仮想現実世界での用語がついて行けない人はそこで??がでるかもですが・・・・・・)
この映画、過去のエンターテイメントの作品のネタがいろんな所にちりばめられていて、それを確認していくの楽しいです。日本人ならやっぱり、ガンダムとか○○○とか(ネタバレになるので・・・・・・)どこで使われているのかというのも探すのも楽しいです。
また、これからの世界、本当にこんな風になるんじゃないの?という気持ちにさせてくれます。基本は主人公は現実ではなく仮想現実の世界で人と出会い、問題を解決していきます。その課程でリアルにも影響してくるんですけど、この世界を観るとどちらが主でどちらが従なのか錯覚を覚えます。
長時間仮想現実の世界で生きていれば、結果的にそれは現実何じゃないかって思います。現実で恋をするのか、仮想世界で恋をするのか、その違いって何なのか・・・・・・って考えさせられます。スピルバーグ監督の言いたいことは、現実が絶対重要っていうことなんだとは思いますが。
昔のSF映画って遠い未来、こういう風になるんじゃないのかなあという感じで見ていましたけど、この映画は、既にそこにある現実の延長上に見えて、少し怖さもありました。近い将来ではなく、もう直ぐそこに、こういう全てが仮想現実でまかなえてしまうような世界になってしまうのではと思ってしまいました。
あと、何気に開発に携わる人間としては、今回いろいろなコンテンツが使われているので権利関係の交渉・契約が普通の映画よりも膨大で大変だったんだろうなと感じてしまいました。それをやってのけるこの映画凄いって、違う意味で感心しました。そんな部分を気にしてみると面白いかもですね。私はむっちゃ気になりました。どういう交渉したんだろうな〜って。ホント権利物って大変なんですよ・・・・・・
私自身は開発に携わっている人間なので、こういう世界を作る側でありたいと思うわけですが、規模がでかすぎて、イメージできません。
ただ、最近ようやくPSVRが気になっています。
そろそろ買おうかしら・・・・・